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大塔山

大塔山山頂古座川町と田辺市にまたがる標高1121.8mの山で、紀南の山の中でも中心的な存在で、法師山や野竹法師などが見渡せます。
登山道が整備され登山客でにぎわうようになりました。その頃から、本州南限であるブナ林が衰弱し始め、現在ブナを守り育てる対策が進められています。(2011.4.4)

耳より情報

丸山神社のサクラ

丸山神社のサクラ 古座川町西川地区は、承久の乱の後、当地へ落ち延びてきた源氏の流れをくむといわれる村上家が開いた古い歴史を持つ土地で、産土神である丸山神社は、承久3年(1244年)に村上清重が勧請したと伝えられています。この神社は江戸末期に編纂された『紀伊続風土記』には「十二社権現社」と記されており、熊野三山の神を祀る神社だったようです。
 明治の神仏分離政策によって、神仏習合の「権現」という名は使えなくなり、丸山神社と改称され、その後、明治42年に七川村内の神社を合祀して七川神社と改称されましたが、村域があまりに広大で地元民から参拝に不便との声があがり、合祀を解消して丸山神社の名に復帰しました。境内には多くのサクラとアジサイが植えられ、花の季節には美しく彩られます。
 毎年11月23日に霜月祭りが行われ、伝統の獅子舞が奉納されます。(2015.3.15)

情報提供:古座川街道やどやの会

松根の名水

古座川源流、大塔山麓にある古座川町松根地区は古座川の最も奥地の集落で、渓谷美と名水、それに最高級のニホンミツバチの熊野蜜が採れる里として知られています。
 集落に入ったところの道路沿いに水が滴る法面があり、「松根の名水」の看板があり、誰でも名水を味わうことができます。透明度の高い古座川の水はカルシウム含有量が少ない軟水で、料理の素材の味が生きる水としてファンが多く、遠方から汲みに訪れる人も多くなっています。(2013.10.9)

松根の名水
「松根の名水」の看板
古座川の源流
美しい古座川源流
清流古座川の源流
清流古座川の源流

情報提供:古座川街道やどやの会

大師山とミニ霊場

古座川町松根に大師山という標高約657mの美しい円錐形の山があります。西川と平井を結ぶ町道から「まぼろしの滝」へ向かう林道の途中に、大師山への登山口があります。
 山頂にはシイの巨木や巨石が多く、その周囲に四国八十八カ所霊場を模した八十八体の石仏が置かれ、ミニ霊場となっています。石仏は古座川町以外の地域からも寄進されたもので、石仏に刻まれた年紀も江戸時代末から昭和初期までさまざまで、長い期間にわたって徐々に整備されたものと思われ、当時の人々の信仰心の厚さを物語っています。(2013.10.1)

大師山
大師山
ミニ霊場
ミニ霊場

情報提供:古座川街道やどやの会

松根の徳本塔

紀州日高地方出身の念仏行者、徳本上人(1758-1818)の遺徳を偲んで建てられた名号碑は全国各地に残っていますが、和歌山県内に約170基あるといわれています。古座川町内には18基あり、古座川町文化財に指定されています。
 碑のスタイルは様々ですが、古座川本流最奥の集落、松根地区にある碑は自然石を使った特徴的なもので、文政13年(1830年)に建てられ、「徳本文字」と呼ばれる独特の書体で「南無阿弥陀仏」の六号名号と「徳本上人」の文字が刻まれ、台座には「文政十三歳 念仏講中 寅十月」と刻まれています。(2013.9.25)

松根の徳本塔
松根の徳本塔
徳本塔の台座
徳本塔の台座

情報提供:古座川街道やどやの会

北海道大学和歌山研究林

古座川町奥地の平井地区に北海道大学の森林研究施設、和歌山研究林があります。大正14年(1925年)に暖帯林の研究のため、北海道帝国大学和歌山演習林として発足。現在は、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション付属の施設となっています。総面積は429ha。その大部分がスギ、ヒノキの人工林で、天然林はシイ、カシ類などの常緑広葉樹林が主体。そのうち60haは研究林開設以来手を加えていない保存林になっています。
 また、研究林内の大森山山頂付近や将軍山南部にはカシ、モミ、ツガ、コウヤマキなどの貴重な自然林が広がり、古座川県立自然公園の特別指定地域にもなっています。平井の集落にある本館は昭和2年(1927年)建築の木造洋館で、研究者や学生が宿泊できるロッジ風の外観のすてきな建物です。なお、教育目的以外の一般公開はしていませんので、研究林に入る場合は事前に申請して許可を得る必要があります。
 本館の建物は2013年3月に国の登録有形文化財に指定されました。(2013.9.15)

北海道大学和歌山研究林本館
北海道大学和歌山研究林 本館
研究作業の憩いの一時
研究作業の憩いの一時

情報提供:古座川街道やどやの会

ハリオノ滝

ハリオノ滝 「植魚ノ滝」と並んで大塔山麓の古座川源流にもっとも近い名瀑のひとつが「ハリオノ滝」です。落差約20mの裾が広い滝で、水が伝い落ちる岩の壁面の大部分は、本当の清流にしか棲息しないといわれる藻類のベニマダラが一面に付着し、赤褐色をしています。ここの水質のすばらしさを示す指標として注目されます。
 滝壷周辺は春先はヤブツバキの花が咲き、秋には鮮やかな紅葉に彩られ、四季それぞれ変化に富んだ景観が楽しめます。「植魚ノ滝」と合わせ、大塔山登山の前後に訪れるのもよいでしょう。暖かい季節にはヤマビルに注意です。(2011.12.25)

情報提供:古座川街道やどやの会

崩ノ川(くえのかわ)の滝

 古座川源流に近い松根地区にある「崩ノ川(くえのかわ)」の滝は、落差は7mほどですが、末広がりの形状で、滝壺も広く、とても姿が良い滝です。
 この滝のやや上流の林道脇の岩壁からは清らかな水が流れ出し、「崩ノ川の名水」として知られています。また、周辺の岩壁表面にはベニマダラという藻類が付着して赤褐色をしていますが、この淡水性ベニマダラは、真にきれいな水でしか生育しないといわれており、ここの水が最高の水質である証拠になっています。なお、道の駅一枚岩の一枚岩鹿鳴館で飲めるコーヒーにはこの水が使われており、名水を味わうことができます。
 滝へのアクセスは、松根スーパー林道から崩ノ川林道(未舗装)に入り、約600mほどのところです。ただし林道の上からは滝の全貌は見えません。滝の下流の林道に車を止め、アマゴ釣りが使う急斜面の道なき道を降りて沢を遡る必要がありますが、増水時以外は長靴で十分間に合います。ただ、暖かい季節には古座川源流域の谷筋はヤマビルが多いので、ヒル対策に留意してください。(2011.12.22)

崩ノ川の滝
崩ノ川の滝
ベニマダラ
ベニマダラ

情報提供:古座川街道やどやの会

川岸神社

川岸神社大塔山麓の古座川町松根地区にある川岸神社は道路の対岸にあるため、川を隔てた県道脇に簡素な遥拝所があり、本殿に参拝するには川に降りて吊り橋を渡らねばなりません。
 主祭神は応神天皇、天日神(アマヒノカミ)、飛龍神の三神で、神社の創建時期は不明です。この神社は、一村一社の原則を定めた明治の神社合祀令によって、松根地区が七川村だった当時の明治42年、いったんは下流の西川地区の七川神社(現丸山神社)に合祀されましたが、参拝に大変不便であるとの地元住民の声が強く、大正4年に合祀を解いて元の神社に戻るという異例の展開を辿りました。
 社殿の周囲にはスギなどの巨木が林立し、とくに拝殿の右に幹廻り5mほどのスギの巨木があり、これは古座川流域でも最大級のスギと思われ、一見の価値があります。(2011.12.2)

情報提供:古座川街道やどやの会

植魚ノ滝

植魚ノ滝大塔山に源を発する古座川源流に近い2つの名瀑のひとつが「植魚の滝」。落差約18mの2段の滝で、左右を岩壁に囲まれた狭い廊下のような水路の奥に勢い良く落ちるさまは、神秘的な雰囲気が漂います。
 滝を見るには沢を伝って行く必要があるので、長靴や渓流タビ必携です。また、暖かい季節にはヤマビルの多い場所なので、服装にヒルの侵入を防ぐ工夫も必要です。この滝の下流にも小さな滝が多く、周囲は、さながら滝の饗宴という趣で、時の経つのを忘れさせてくれます。(2011.11.19)

情報提供:古座川街道やどやの会


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