牛馬童子(ぎゅうばどうじ)は、箸折(はしおり)峠にある宝篋(ほうきょう)印塔(県指定文化財「近露の宝塔」)の裏手にあり、平安時代の花山法皇の旅姿を偲んで彫られた石仏(明治時代に制作)です。この牛馬童子の石仏は高さ50cmと小さくてかわいらしく、今では中辺路のシンボル的存在となっています。 花山法皇は、藤原氏の策略にあって出家とともに皇位を失い、呆然とした心境のまま都を離れ熊野御幸に旅立ちました。この峠で萓の茎を折って箸にして食事をとろうとしたところ、茎から露がしたたり落ちたのを見て、法皇は「これは血か、露か(ちかつゆか)」と物哀しげに側近にたずねたことから、以来、麓の里は近露(ちかつゆ)、この峠は箸折峠と呼ばれるようになったといいます。(2006.3.31)
熊野古道「中辺路」を歩くと、全てをあるがままに受け入れる「熊野」の懐の深さを実感します。宗教というよりは、自然のもつ大きな力でしょうか。 そんな中、道端にかわいい花や実をつけている草花を見つけた時は心が和みます。(2007.3.3)
情報提供:市民の力わかやま
近露王子
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